登山用レインウェアを選ぶとき、耐水圧と透湿度はどのくらいのものを選べばいいのでしょうか。登山スタイルの違いによって求める機能性も違ってくるので自分に合ったものを選びたいのですが、種類がいろいろあるし価格帯もピンキリなので悩んでしまいます。
私の場合は低山メインで基本日帰り、しかも天気が悪い日は登らないのでそもそもいらないのかもしれません。とはいっても今後山小屋に泊まったりするような登山をするかもしれないので普段使いできそうなものがあれば買っておいてもいいかなと言う感じです。
耐水圧や透湿性については数値はあくまで目安と思っておいたほうがいいです。この数値だから大丈夫と思って買っても期待に反することもあるのです。知らないメーカー(ブランド)のものは特に注意が必要です。口コミや評価をよく確認してからの購入がいいでしょう。お金に余裕があれば登山用品の有名メーカーのものを選んでおけば間違いないと思います。
耐水圧とは?どのくらいあれば十分?
耐水圧とは、生地がどれくらいの水圧まで耐えられるかを示した数値です。単位は「mm」で表されます。
一般的な目安は以下の通りです。
| 耐水圧 | 使用シーン |
|---|---|
| 5,000mm | 小雨程度なら対応可能 |
| 10,000mm | 一般的なアウトドアや軽い登山 |
| 20,000mm | 強い雨の登山や長時間の行動 |
| 30,000mm以上 | 悪天候や冬山など過酷な環境 |
日帰りの低山登山なら、10,000~20,000mm程度あれば十分と考えていいでしょう。
ただし、ザックのショルダーベルトや座ったときのお尻部分には大きな圧力がかかります。そのため、耐水圧が低いレインウェアでは雨が染み込んでしまうこともあります。
価格だけで選んでしまうと、このあたりの性能に差が出ることがあります。
透湿度とは?高いほど快適
透湿度とは、生地が汗による水蒸気を外へ逃がす性能です。
単位は「g/㎡/24h」で表され、24時間でどれだけ水蒸気を外へ排出できるかを示しています。
目安は次の通りです。
| 透湿度 | 快適さの目安 |
|---|---|
| 5,000g | 普段使い向け |
| 8,000~10,000g | 軽い登山やハイキング |
| 15,000~20,000g | 一般的な登山におすすめ |
| 20,000g以上 | 汗をかきやすい人や本格登山 |
登山では歩き続けるため、想像以上に汗をかきます。
そのため、透湿度は15,000g以上あると快適です。
逆に透湿性が低いレインウェアでは、外からの雨ではなく内側の汗で濡れてしまい、「結局びしょ濡れ」ということも珍しくありません。
数値だけでは性能はわからない
耐水圧20,000mm、透湿度20,000gと書かれていても、必ずしも同じ性能とは限りません。
理由は、
- 防水透湿素材の品質
- シームテープの加工精度
- ファスナーからの浸水対策
- 長期間使ったときの耐久性
などがメーカーによって違うためです。
特に極端に安いレインウェアでは、カタログスペックは立派でも実際に使うと蒸れやすかったり、防水性能が長持ちしなかったりすることがあります。
登山では安全にも関わる装備なので、口コミや実際の使用レビューも参考にしたいところです。
有名メーカーを選ぶメリット
初めて購入するなら、登山用品メーカーのレインウェアを選ぶ安心感は大きいです。
例えば、
- モンベル
- ミレー
- ファイントラック
- ザ・ノース・フェイス
- マムート
- パタゴニア
などは、多くの登山者が愛用しているブランドです。
価格はやや高めですが、
- 防水性能が長持ちする
- 着心地が良い
- 動きやすい
- アフターサービスが充実している
など、長く使えるメリットがあります。
年に数回しか使わなくても10年近く使えることを考えれば、結果的にコストパフォーマンスが良い場合もあります。
低山の日帰り登山ならオーバースペックは不要
私のように、
- 低山が中心
- 日帰り登山
- 雨予報なら登らない
という人なら、最高級モデルは必要ないと思っています。
このような登山スタイルなら、
- 耐水圧20,000mm前後
- 透湿度15,000~20,000g程度
のレインウェアがあれば十分でしょう。
むしろ重要なのは、
- 着心地が良い
- コンパクトに収納できる
- 軽い
- 普段使いもできるデザイン
といった点です。
レインウェアは雨の日だけでなく、防寒着や風よけとしても活躍します。
山だけでなく旅行やキャンプでも使えるため、1着持っておくと意外と出番があります。
私の場合、買うならワークマンのイナレムで十分かなと思っています。
ゴアテックスなら間違いない?
レインウェア選びでよく耳にするのが「ゴアテックスなら安心」という言葉です。
実際、防水性・透湿性・耐久性のバランスが非常に高く、多くの登山者に支持されています。
ただし、最近は各メーカー独自の防水透湿素材も進化しており、
- モンベルのドライテック
- ファイントラックのエバーブレス
- ミレーのティフォン
など、高性能な素材が数多く登場しています。
必ずしも「ゴアテックスでなければダメ」というわけではありません。
価格や着心地、用途を考えて選べば十分満足できるレインウェアはたくさんあります。
まとめ|迷ったら耐水圧20,000mm・透湿度15,000g以上を目安に
レインウェア選びで最も大切なのは、自分の登山スタイルに合ったものを選ぶことです。
数値だけを追い求める必要はありませんが、迷ったら次のスペックを基準にすると失敗が少ないでしょう。
- 耐水圧は20,000mm前後
- 透湿度は15,000g以上
- 信頼できる登山メーカーを選ぶ
- 口コミや実際の使用レビューも確認する
日帰りの低山登山であっても、突然の雨や強風に備えてレインウェアは必携装備です。命を守る道具でもあるため、価格だけで選ばず、長く安心して使える一着を選ぶことをおすすめします。


コメント