【マイナス×マイナスはなぜプラス】これ簡単に説明できます?
マイナス×マイナスはなぜプラスなのか。できるだけ簡単にわかりやすく説明していきますね。
中学1年生になると小学校でいう算数が数学と呼ばれるようになりいきなり難解になってしまうため、理解できる子とできない子の差がはっきりとわかれてしまいます。
その最初の難関といっても過言ではない問題
それが
「マイナス×マイナス=プラス」
なんでそーなるんだよ!
実は中一の息子がこの難関にみごとに引っかかっていたのです。
私の体験からいうと、こういうものは何も考えずにそういうルールだからと覚えるのが一番いいのですが、「なんで?」って聞かれたら「そういうもんだ!」って答えるのもどうかなって思ってわかりやすく解説できたらいいなと思いちょっと調べたり考えたりしました。
数学ってのは数字を並べてもなかなか分かりにくかったり理解できないことが多いので図に書いたりするのが一番いいんです。文章の問題でコップに水がどれだけ入っていたかという問題があったらコップの絵をかいて水を線で引いて数値を書く。といった感じ。そんな感じでわかりやすく解説していきます。
マイナス×マイナス=プラスを分かりやすく説明
ではいきなりですが、
あなたは貯金箱に毎日100円いれています。
今日と比べて1日後、2日後、1日前、2日前の金額はどうなっているのでしょうか?
1日後には+100円
2日後には+200円
1日前は-100円
2日前は-200円
ですね。
これを求める式はというと
2日後には+200円・・・(+2日)X(+100円) → 200=2×100
1日前は-100円 ・・・(-1日)X(+100円) → -100=-1×100
2日前は-200円 ・・・(-2日)X(+100円) → -200=-2×100
毎日100円増えているので
日にちが進めば(未来)貯金箱の中身は+になります。
逆に日にちがさかのぼれば(過去)貯金箱の中身は-になります。
日にちは変化しますが、100円増えること(+100円)は変わらないのでこのような式になります。
もー数字で説明するなよ!!!
頭痛くなるよ~!
では図をみてください。
簡単ですよね。理解できましたよね。
ここからが本題ですよ~!!!!!
では今度は
あなたは貯金箱から毎日100円取り出しています。
今日と比べて
1日後には-100円
2日後には-200円
1日前は+100円
2日前は+200円
毎日100円取り出しているわけなので、貯金箱の中の金額は毎日-100円となります。
式は
2日後には-200円・・・(+2日)X(-100円) → -200=2×(-100)
1日前は+100円 ・・・(-1日)X(-100円) → 100=(-1)×(-100)
2日前は+200円 ・・・(-2日)X(-100円) → 200=(-2)×(-100)
毎日100円減っているので
日にちが進めば(未来)貯金箱の中身は-になります。
逆に日にちがさかのぼれば(過去)貯金箱の中身は+になります。
日にちは変化しますが、100円減ること(-100円)は変わらないのでこのような式になります。
1日前、2日前の式をみてもらえばわかりますよね。
1日前(-1日)×減る100円(-100円)=+100円
2日前(-2日)×減る100円(-100円)=+200円
マイナス×マイナス=プラスになっていますよね!!!!!
もう、まとめちゃうよ!
私自身の話なんですが、数学は好きで得意だったんですね。でも、マイナス×マイナスがなんでプラスになるのかなんて深く考えたことなかったしそういうもんだって覚えさせられたような気がします。公式とかもなぜそうなるのか、ということはあまり教えてもらえなかったような記憶があります。
数学ってどうしても数字やアルファベットでの説明になり理解できない子は式を見ただけで拒絶反応をおこしてしまいます。で、教えるほうも数字、アルファベットだけで説明しようとするから数学嫌いにしてみたら???「もうわかんなくていいよ!」ってなってしまうんですよね。
で、
数学嫌いにならないようにするためのアドバイスがあります。
マイナス×マイナスがなんでプラスになるのかなんて理解しなくていい!
とにかく数学のルールを覚えて問題をいっぱい解けばいい!
問題がいっぱい解けるようになったら数学が好きになって知らないうちにマイナス×マイナスがなんでプラスになるのかが理解できるようになっちゃいます。これマジで。
いかがだったでしょうか?
ちょっと最後はへんな感じになってしまいましたが参考になれば幸いです。